よく見かけるミシンも、廃墟が違えば違った趣がある。
初夏の緑はすこぶる鮮やか。
だがそれがいい。
用心水とは何ぞや。
外を通りかかった車が止まって校舎を見ていた。
まあ目を引く建物ではある。
そろそろ下に戻ろう。
破れてしまったのがもったいない。
二階に比べると一階はカオスだ。
学校ではなくなってしまった以上、仕方なかろう。
それでも山間の木造校舎に、まだ学校たろうとする
意志があるように見えるのは、私の気のせいだろうか。
今日はこの辺で、アディオス。