朽ちたピンポン球が一つ。
消火器ではなく消火弾。
校舎の傍らには見事な山紅葉が。
教室は二つあった。これはもう一方の教室。
児童の作品だろうか。
こうした木の机と椅子も廃校でしか見ることはない。
当初は休校という扱いだったからか、残留物が多い。
廃校になってしまった今、彼らは・・・
すべては成り行きに任せるほかない。
周囲に人の住まなくなった廃校は、再利用される可能性が低い。
ここもこのまま、山の中で静かに年月を重ねていくのだろう。