羽幌炭鉱上羽幌坑

 


 

 1947(昭和22)年開坑、1970(昭和45)年11月2日に築別坑、羽幌本坑とともに閉山。

 

 閉山の年(1970年)の4月には2,732人が暮らしていた上羽幌地区だが、同年9月には569人に激減。

 閉山後の1972年にはわずか42人となっていた。

 

 1992年の住人数は9世帯27人となっているが、私が訪れたときに目に付いた家は2軒だけだった。

 

 

 

夏の緑に埋もれる炭鉱住宅。

 

 

 

煙突が三本あるところを見ると

この一棟で三軒入ってたのだろうか。

 

 

入れそうな建物があったので見てみる。

 

 

 

もう長く使われていないのだろう。

 

 

 

右は「島遊び極意書」

ちなみに羽幌には炭鉱跡もあるが島もある。

 

 

木製のサッシに時代を感じる。

 

 

 

羽幌炭鉱が操業していたのは最長で30年間。

 

閉山から、それを上回る40年が経つことを考えると

自然に支配される今の方が合っているのでは、とさえ思う。

 

 

「羽幌林道新設工事」

 

 

 

天童よしみさんの色紙。

かつては多くの著名人がこの炭鉱を訪れたことだろう。

 

 

道路の向かいの建物は崩れていた。

 

築別坑、羽幌本坑周辺には既に住む人がいない。

ここもそのうち無人になってしまうのだろうか。

 


 

  

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