神奈川県の旅館廃墟(跡)。焼失したのは2005年1月らしいが今でも地図に載ってたりする。
その頃の私はまだ廃墟に片足程度しか突っ込んでいない。
紆余曲折を経て廃墟になるのかも知れないが、なくなるときは一瞬である。
廃墟はかくこそ露のごとく消えぬるものなれ
廃墟の紅葉。乙(なもの)です
元がどうだったのか全然分からん。
大浴場くらいしか残っていない。
焼け焦げた壁はまるで昨日火災が起きたかのようだ。
結構広いが、男性大浴場だろうか。
紅葉を見ることはできない。
もう一方は若干狭い。
彼らは何も語らなかった。
(秋の紅葉園にて詠める)
あはれにぞ 紅葉もいとど 匂はまし ありけるときに 訪ひせましかば