2009年3月18日訪問。
鉱山があればそこに街ができる。そして鉱山が閉山すればその街は廃墟になる。
日本には閉山した鉱山・炭鉱が数多く存在するが、その近くには往々にして運命を共にした街が存在している。
閉山が1954(昭和29)年と早いため現存する建物はさほど多くないが、ここもその一つである。
自転車もここまで朽ちると清清しい。
奥の建物に近づく。
お茶の間という表現が合いそうなテレビ。
これは見世棚か何かか。
錆びた秤。
かなり歪んでいる。
ズボッといきそうなのであまり入らない。
隣の廃墟。
手前に小さな池があり、橋には「紅葉屋橋」とある。
紅葉屋という名前の店だったのだろうか。
一名入ります。
入るとすぐ右に竈がある。