天下一家の会 E道場

 


 

 眠っている古い画像をうpしてみようのコーナー(2)

 

 

 天下一家の会、とはネズミ講を行っていた団体のことである。

 

 会員となったものが新しい会員を探し、新しく会員になった者は古い会員と天下一家の会本部に金を投資する。

 それを繰り返し、ある程度会員が増えると各々に天下一家の会本部から配当金が出る、という仕組みらしいが・・・

 

 最盛期の会員数は100万とも200万とも言われ、かなり膨大な金額を所有していたようだ。やはり人は金に弱いのである。

 

 

 ちなみに主宰者の内村健一(1926-1993)は1972年に脱税で逮捕、その後もネズミ講を続けたり、参院選に出馬したりと紆余曲折を経て持病の糖尿病により死去している。

 これは逮捕当時、まだネズミ講を取り締まる法律がなかったためである。(1978年「無限連鎖講防止に関する法律」制定)

 

 

 ここはかつて全国に存在したであろう、天下一家の会の施設の一つ。2005年の訪問。

 

 

 

 

例のごとく行き過ぎた・・・注意して戻ると何やら怪しげな門柱が。

 

 

 

 

さすが廃墟フリークだ、岐阜県警のバリケードテープがあってもなんともないぜ!

 

(この状態だからです)

 

 

 

燃えてますがな。

 

 

 

 

おお、燃えてない廊下がありました。

 

 

 

 

 

と思ったらその先も燃えてた!

 

 しかし敷地面積がすごい。どれだけ大きな施設だったのか・・・

 

 

 

向かって右側の燃えてない部分を見ます。

 

 

 

 

30年以上経っているんでしょうか。結構朽ちてます。

 

奥に転がっているのは金庫。

 

 

 

大量のレコード。

 

 

 

 

天下一家の会テーマソング。¥400

 

あそ邦子さん、ググりましたが何も出ません。

 

 

 

中身はこんなん。まさか五百万人も会員はいなかったと思いますが。

 

ちなみに五百万人は日本の総人口(1970年)の約20分の1です。

 

 

 

壁にも刺さってます。

 

 

  

BACK      HOME     NEXT