海沿いの建造物
海沿いのコンクリート建造物(土台?)です。それ以上でもそれ以下でもありません。
あれは私が初めてナゴヤトーヨーボールを訪れる半年ほど前だったでしょうか。どんな小説を書こうかと考えながら(嘘)海岸沿いを歩いていた私は偶然、この場所に出会いました。
あの頃はまだ廃墟のはの字も知りませんでしたが、ここで私は現在の廃墟好きに通ずる何かを感じ取ったと思います。
そういう意味では、私にとっての廃墟の原点と言える場所かも知れません。
4年前と何も変わってません。
何かの建設途中だったのかな。
ホテルや旅館だったのか、マンションだったのか
いずれにせよ、完成することはなかったようです。
中にはいろいろなものが棄てられています。
なぜかこの場所がとても静かに感じました。
時の流れから取り残されたような・・・
それこそが廃墟に繋がる「何か」だったのでしょうか。
私がなぜ廃墟に魅せられたのか。
なぜ廃墟でなければならなかったのか。
それは自分でもよく分かりません。
ただ一つ言えることは、廃墟が私にとって特別な場所であるということです。