ニッチツ鉱山
埼玉県西部、両神山の麓にある鉱山。
鉱山自体は現在も操業中だが、栄えていた頃の面影はない。
鉱山の先にある多数の鉱山住宅も廃墟が目立つ。集会場、診療所、共同浴場、学校、保育園、売店・・・かつては鉱山従業員とその家族の生活を支えた施設も、ほとんどが廃墟となっている。その中で鉱山事務所の隣にある郵便局は現役で頑張っていた。
携帯電話は当然のごとく圏外。上記の施設がなくなってしまった今、残った人々は一体どのように生活しているのか。
それが気になった。
集落に人気はない。
ひぐらしの鳴き声が聞こえるのみ。
真新しい公衆電話。
最近設置されたのだろう。
お邪魔致します。
なぜかカレンダーが大量に。
お隣は栃木県、日光のお土産。
少し下ると集会場があった。
緞帳のマークはニッチツ鉱業のもの。
もう長年使われていないのだろう。
こちらが診療所。
診療所なのだが・・・
どうやら窓から入るものらしい。
かなりゴチャゴチャ。