ナゴヤトーヨーボール
私が訪れた廃墟第一号。私の廃墟ライフ(?)はここから始まりました。
入口近くの「立入禁止」とか「無断で立ち入った場合は通報して云々」という警告にちびりそうになったのを覚えております。
以来大量のアスベストが残るとも知らず5回も訪れました・・・
すぐ前に住んでるお婆ちゃんが「何かと騒ぎになるし、中で火使ったりするでかんわ」と愚痴っていたこともありました。
トーヨーボールがなくなり、ようやく「平和町」に平和が訪れたとさ。
さて、そのトーヨーボール、1982年のホテルニュージャパン火災でその名を知られる故Y氏(ご当地出身)が経営していたものだとか。
付近に大きな建物は何もありません。
そんな中で姿を現すこの巨大廃墟には驚かされます。
だだっ広い駐車場にはゴミが。不法投棄イクナイ!
DQNに彩られた廃車たち。
奥にはパトカーも。誰だ、パト盗んだ奴は!?
正面玄関。
見事にバリバリです。
有名になりすぎた廃墟の末路は大抵こんな感じですね。
そういえばここの駐車場で子供が踊ってるのを撮影してた方々もいましたが。
何に使うんでしょう。
骨だけになったエスカレーター。
大きさを考えると、使われているアスベストの量も半端ではないでしょう。
壊すだの何だのと言いながら放置されてたのは
その辺が原因でしょうかね。
なんでこんなマシーンがレーンの上に?
あの時この廃墟から外を見て、
廃墟が日常とかけ離れた空間であることを、初めて知りました。
廃墟バカが爆誕した瞬間です(?)
この時はまだここのアスベストが話題になっていなくて
「なんで天井なんか撮ったのか」と思いましたが
そういうことだったんですね!
ちなみに建物前部の「240」は総レーン数を表しています。
同じ系列で、東京には504レーン(当時世界最大?)のトーヨーボールがあったらしいです。
しかしデカいだけが取り柄では生き残れません。