奥多摩ロープウェイ
東京、奥多摩のロープウェイ。1962(昭和37)年開業、わずか4年後の1966年に運休。そのまま現在に至る。
いちおう「運休」となってはいるが、すでに40年以上が経過している。復活することは二度とないだろう。
現在も二つの駅にそれぞれ一台ずつ、ロープウェイの車両が残されている。
寂れた感じ。
東京の23区外に初めて来た。
坂を上ると川野駅がある。
すぐ横でおばさん(?)がうずくまっていたが、
近寄るな的オーラを発していたので華麗にスルー。
建物は2階建てのようだ。
正確な長さは621.45m、高低差65cmとある。
事務所っぽい部屋。
ダイヤルがついてるが、金庫か?
下りてみよう。
何が見えますか。
こんにちは。
名前は「くもとり」というらしい。
行く手には竹が生い茂っている。
これでは出られない。
ただ二つの駅を行き来するだけ。
それもたったの4年間だった。
木が使われているところに時代を感じる。
中はガランとしている。
現役時は座席があったんだろうか。
背後が運転室になっている。
さすがにデカい。
操作盤とハンドル。
動いてくれないかなあ。
薄暗いので足元注意。