薬品棚には多くの瓶が並んでいる
左からウィルソン軟膏、石松子(以上皮膚の薬)、次硝酸ビスマス(整腸剤)、
エチル炭酸キニーネ(抗マラリア薬)
太平洋戦争開戦前の1940年当時、北部・南部仏印進駐など、
日本は盛んにマラリアのある東南アジアに進出していた
戦地に赴きマラリアに感染した兵士のために(または彼らから国内で感染した人のために)
エチル炭酸キニーネが置いてあるのではないか、と勝手に想像してみる
右端の硫黄華も皮膚の薬、真ん中はセッケン
左は安息香酸ナトリウムカフェイン
カフェインなので眠気が取れる。ついでに頭痛にも効くらしい
高等小学校(現在の中学校)の教科書か
高等小学校は1941年の国民学校令で消滅した
中央の手紙は多賀大社から、行事の案内(1919年)
しかし漢文みたいだな・・・
これはラジオだろう
当然テレビなどまだない時代、情報源はラジオと新聞くらい
子供が文字を学ぶためのもの?
傾いている階段で二階へ行く
これは二階に上れなくなる日も近いのでは